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処刑人Ⅱ (THE BOONDOCK SAINTS 2 : ALL SAINTS DAY)
2010 / 09 / 07 ( Tue )
処刑人II [DVD]処刑人II [DVD]
(2010/09/03)
ショーン・パトリック・フラナリーノーマン・リーダス

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『もう一度言う、悪人ども、地獄で悔い改めよ!』

09年・米 (アクション)
<監督> トロイ・ダフィー
<脚本> トロイ・ダフィー
<キャスト> ショーン・パトリック・フラナリー/ノーマン・リーダス/クリフトン・コリンズ・Jr/ジュリー・ベンツ/ビリー・コノリー/ピーター・フォンダ 他

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マクマナス兄弟とその父・イルドゥーチェ、彼らがイタリアン・マフィアのボスを処刑してから8年。
アイルランドでひっそり暮らしていた一家のもとに、ボストンで善良な神父が殺害されたという知らせが届いた。兄弟の処刑方法を真似たそれは明らかに悪質な挑発だったが、罠と知りつつも、彼らはボストンへ舞い戻ることを決意する。

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かつて大ハマりした痛快バイオレンスアクションの再来。待望の続編!
前売り券買って映画館で観たにも関わらず、レビューをすっかり忘れていたら、いつの間にかもうDVDも出てるじゃないか。うっかりしすぎた。

いかに時を経てもド派手なアクションと軽快なテンポ、巧妙な魅せ方はしっかり健在でした。
遊び心もがっつり満載で、非常に楽しませてもらった。面白かった!!!
パートⅠを未見の方にはちょっと不親切な作りかもしれませんが、ファンとしては満足な出来映えでした。

前作に比べるとやはり10年の歳月は容赦ないというべきか、兄弟の老化は決してスルー出来ないわけですが(笑)(とはいえノーマンの美貌は不老不死レベルだと思う)
でもやっぱり相変わらずムダにカッコイイ兄弟でした(ムダ言うな)

街の喧噪から離脱し、ひっそり隠遁生活中の兄弟です。ヴィジュアル的にもすっかり野生化。
ある日何者かの挑発におびき出され、罠と知りつつ再び戦場へと舞い戻っていくこととなりますが、その際ふたりそれぞれシャワーシーン(おケツ丸出しサービスショット)があって笑った。何故わざわざ一人ずつ。
つか彼らはまだしも今回わりと頻繁におケツ満載なんだが、監督さんは一体何を目指しているのだ。
さてシャワーを浴びてさっぱりしたところで、ダランダラン伸び放題の髪を自らばっさり切り落とすシーンが挟まれるわけですが。ワイルドにもほどがある散髪も、カリスマ美容師顔負けに美しくキマっちゃうセンスはもちろん笑うところ。

このたび前作でいうところのロッコの位置には、新キャラとしてメキシコ人の「ロミオ」が参戦。
これがまたアホでイイ奴で愛しい限りです。

さらに新キャラ、FBIの女性捜査官。
予想以上にお歳を召していらっしゃいましたが(失礼)、これがまた粋なおねーさまで素晴らしい立ち位置でした。
前作にて強烈な怪演を披露してくれたウィレム・デフォーに勝るとも劣らないナイスキャラ。
(ちなみに3人の刑事の顔はすっかり忘れていてゴメン!と思った)

詳しいストーリーに関しては割愛いたしますが、パパの過去と行く末には泣かされた…。
敵の目的がイマイチ不明で疑問は残るけれど、ともかく最後に「美しい日だ」と呟いた(=美しさを愛せた)パパには涙腺決壊する勢いだった。

そしてクライマックスにて訪れた、うっかり顎外れる級の超重要サプライズ。
私あなたを信じてた!また会えるって信じてた!


私的評価:★★★★★

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トロイ (Troy)
2010 / 02 / 09 ( Tue )
トロイ [DVD]トロイ [DVD]
(2009/07/08)
ブラッド・ピットエリック・バナ

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『それは史上最大の「愛」のための戦い──』

04年・米 (歴史/戦争)
<監督> ウォルフガング・ペーターゼン
<脚本> デヴィッド・ベニオフ
<キャスト> ブラッド・ピット/エリック・バナ/オーランド・ブルーム/ダイアン・クルーガー/ショーン・ビーン/ブライアン・コックス 他
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敵対していたギリシャの強国スパルタとトロイが和平を結んだその夜、トロイの王子パリスは、美しきスパルタの王妃ヘレンと禁断の恋に落ち、彼女を自国へ連れ去ってしまう。
怒り狂うスパルタ王は、妃の奪還を口実にトロイへの侵略を開始。無敵の英雄と呼ばれる戦士アキレスを筆頭に、大軍をトロイへと差し向ける。

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古代ギリシャの伝説的戦争(トロイア戦争)の映画化とのこと。
原作があるらしいですが、未読のため映画単体の感想です。

トロイとスパルタ。
いがみ合ってきた両国がやっと和平を結んだという大変めでたい日に、スパルタの王妃(=人妻)と熱烈な恋に落ちてそのまま自国に連れてきちゃったトロイの第二王子です。

ちょ、バカ、あんた…!
返してらっしゃい!!

情熱的といえば聞こえはいいが、真実は単に浅はかなトロイの第二王子。
相手の王妃も王妃で、誘われたからといって何故にノコノコくっついて来るのだ。とんだ傾国の美姫ですよ。しかしそんな明らかな紛争の火種だというのに、何故かめちゃくちゃ厚遇されている不思議。どんだけ善い国なのトロイ。

当然に怒り狂ったスパルタ王は大軍を率いて攻め込んで参ります。
まぁもとより虎視眈々と侵略の機会を窺っていたスパルタ側にしてみれば、これ幸いとばかりだけど。
争いは一気に白熱。被害もどんどん拡大する一方で、両国の兵士がばったばったと倒れて行きます。
なんというムダな争い。
一組のバカップルが原因でムダに散った命が多すぎて泣ける。

そこにきてやっと「これ以上みんなを巻き込みたくない!王妃を巡って、自分が敵の王と一騎打ちする!」と言い出す第二バカ王子。もっと早く言ってください。
しかし自ら申し入れた一騎打ちであっさり敗北する王子です。追い詰められて、怖気づいて、助けに現れた兄(第一王子)の足にすがって震える弟。
ちょ、かっこわるい…!なにこのヘタレ王子!目を覚ませ王妃、この子はただ若くて美しいだけだ!(たぶんそれが重要なんだろうよ)
オーランド・ブルームの好演とも言えますが、実に惜しみなく無様な醜態をさらしまくるヘタレ王子に開いた口が塞がらない。

反して、兄である第一王子ヘクトルは非常に立派な戦士でした。それはもう素晴らしく男前で、それはもう素晴らしく眩しい存在でした。(エリック・バナの好演も素晴らしかった!)
見た目の麗しさだけは甲乙つけがたいが、中身が対照的すぎる兄弟です。
諸悪の根源であるバカ弟のせいで、ゆくゆくはこのヘクトルと、かの英雄アキレスが一騎打ちする運びとなるわけですが、どうせならもっと彼ら二人に重点を置いて描いて欲しかった、というのが個人的な希望を含む感想です。

つか、結局これは誰に焦点を当てた物語なんだろう。
英雄アキレスの物語と呼ぶには語弊があるような気もする。不遜で尊大、名声や栄光にこだわっていた豪傑のアキレスが、のちに敵国トロイの巫女と恋に落ちたことから、結果的に命を落とすことに繋がる流れはそもそも必要だったのか疑問です。
戦いの最中で恋を知り、安らぎを得ることで人間らしさを備えたという、成長であり変化は好ましかったけど、でもなんだかイマイチ中途半端な印象が拭えない。
そしてアキレスは確かに強かった。無敵ではあったが、しかし「英雄」とまで呼ばれるに至る地位の確立が不明瞭で、英雄の英雄たる所以がわからずじまいでした。

ちなみにこの映画、ブラッド・ピットの肉体美が!とか、ブラッド・ピットの肉弾戦が!とかいろいろ言われてましたが、ブラピより無数にチラつくおっさんの生足がやたらめったら目に付いて多少途方に暮れた。当時の正式な戦闘装備なんだろうが、失礼ながらちょっと多すぎた(苦笑)

あと最後の最後、へタレ王子が弓だけは抜群に得意だった事実に呆然。この人は本当に美味しいトコ総取りしてくれてびっくりだ…。


私的評価:★★


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きみに読む物語 (The Notebook)
2009 / 12 / 20 ( Sun )
きみに読む物語 スタンダード・エディション [DVD]きみに読む物語 スタンダード・エディション [DVD]
(2006/10/27)
ライアン・ゴズリングレイチェル・マクアダムス

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『誰にでも、帰りたい夏がある。』

04年・米 (ヒューマンドラマ/恋愛)
<監督> ニック・カサヴェテス
<脚本> ジャン・サルディ/ジェレミー・レヴェン (原作:ニコラス・スパークス)
<キャスト> ライアン・ゴズリング/レイチェル・マクアダムス/ジーナ・ローランズ/ジェームズ・ガーナー/サム・シェパード/ジョアン・アレン/ジェームズ・マースデン 他
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記憶を失い療養施設で暮らす老女の元へ、定期的に通っては物語を読み聞かせる初老の男性がいた。
それは1940年の夏に出会って恋に落ちた、青年ノアと少女アリーの物語。
都会育ちの資産家の娘と、田舎の貧しい青年。身分の違いに引き裂かれ、別々の人生を歩むことになった二人。
彼らの行く末が綴られた物語に、老女は静かに耳を傾ける…。

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アリーは良家のご令嬢らしからぬ快活なおてんばで、なかなか気性が激しいお嬢さん。ひと夏を過ごすために小さな田舎町へとやってきた少女。
ノアは地元の材木工場で働く青年。カーニバルの夜に無邪気にはしゃぐ彼女を見て一目惚れ。
そこまではいいんだが。

ノアの猛アタックが怖すぎます。

脅迫以外の何物でもない手段で強引にデートを迫るノアにドン引き。
積極的にも程があるよ。稀に見る美貌の青年というのならまだ判るが、どう見ても普通の青年ですよ彼。
まばゆい美少女を口説き落とそうと頑張るのはともかく、その無謀に近い自信はどこから湧いてくるのか不思議でなりません。彼のスーパーポジティブシンキングは素直に羨ましいかもしれない。

「僕はそう悪いヤツじゃない。ただ何か気に入ると無性に手に入れたくなる」

その必死の説明もいかがなものかと思う。
一歩間違えればストーカーと呼ばれかねないことに気づいていただきたい。
とんだ積極性には首をひねるばかりでしたが、まあ誠実で一途で真摯な性格なのは間違いないようなので、ラブストーリーの主人公としてギリギリ許容範囲ではありました。
しかもお嬢さんが見事にオチてしまうので、世の中わからないものです。

めくるめく情熱的な恋に落ちた二人の前に立ち塞がるのは、身分違いという名の高い壁。
すぐに引き離されて、結果的に「ひと夏の恋」に終わってしまうことに。
やがてノアは第二次世界大戦を戦う軍人となり、アリーは従軍看護婦となる。
近いようでいて実はまるで別の場所で生きる二人は再会することもなく、アリーは元兵士の青年ロンと幸せな恋に落ちて婚約。

しかしノアはその間もアリーを想い続けて一筋です。かつて交わした約束を果たそうと奮闘中。
これを一途で素敵と捉えるか、それとも彼の執念にちょっとした恐怖を感じるか、残念ながらそこら辺は微妙なところ(苦笑)

やがてノアとロン、二人の男から愛されたアリーが最終的にどちらを選ぶのか。
その選択を迫られた際に、初めて語られたママの恋物語(似た者親子である事実)が凄く良かった。ママ悪い人じゃなかった!
そして佳境に突入したここで野暮な水を差して申し訳ないですが、個人的には(ネタバレかもしれないので一応反転)何故ロンを選ばないのか。あんなに理解あるいい男なのに。何故なにもかも放り出してまでノアを選ぶのか、その謎にひたすら首を傾げてしまった(苦笑)

けれど、私にもやっとわかりました。いつもいつでも紙一重だったノア(常にストーカー予備軍)を本当に素敵だと思える時は終盤にやってきた。(もっと早く気付いてあげて)
真面目な話、どんなに年老いても、忘れられてしまっても、こうも一途に想い続けていられる強さには心から感動した。

身分違いゆえに引き離された二人の情熱的な恋と、その行く末が綴られた物語。
これだけなら単に凡作ですが、若い二人と年老いた二人が「物語を読み聞かせる」という行為を介してリンクする二重構造が彩りを添えていて、見事な良作へと変貌させていた。
思えば登場人物たちは(ノアもロンもフィンもノアの父親も)えらくナイスガイばかりだったし、女性陣もいい人ばかりで、その点から見てもあったかい物語だった。
そして「忘れる」というとてつもなく辛い障害を超えて二人が行き着いたラストシーンは、ある意味これ以上はない幸福なものだったと思う。
「きみに読む物語」、この邦題がまた素晴らしい!


私的評価:★★★

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M:I-Ⅲ (MISSION: IMPOSSIBLE III)
2009 / 03 / 23 ( Mon )
M:i:III [DVD]M:i:III [DVD]
(2007/06/22)
トム・クルーズミシェル・モナハン

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『タイムリミット48時間――この夏、世界各国で最も不可能なミッションが始まる!』

06年・米 (スパイアクション)
<監督> J・J・エイブラムス
<脚本> J・J・エイブラムス/アレックス・カーツマン/ロベルト・オーチー  (原作:ブルース・ゲラー)
<キャスト> トム・クルーズ/フィリップ・シーモア・ホフマン/ヴィング・レイムス/マギー・Q/ジョナサン・リース=マイヤーズ/ミシェル・モナハン 他
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IMFを引退し、現在は教官として部下の育成にあたるイーサン・ハント。婚約者との結婚を間近に控えて充実した日々を送る彼の元に、任務に失敗し捕えられた教え子リンジーの危機が知らされる。
彼女を救出するため一時的に現場に復帰したイーサンは、国際的な闇ブローカー、オーウェン・デイヴィアンとの戦いに巻き込まれていく…。

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基本的にこのシリーズはトムによるトムのための映画であり、とにかく『格好良いイーサン・ハント』が前面に押し出されているので、チームプレーよりもイーサン単独でおいしいとこ総取りですよねと思っていたのですが。
現役離れて勘が鈍ったのか、シリーズ中で一番ヘタレなイーサン・ハントでした(苦笑)

冒頭で婚約パーティーなど催していらっしゃったが、命がけで守り合った前作の彼女はどこ行った。
しかし超危険任務に従事するスパイが正体隠して結婚だなんて、うん、まあ大変ですよね。相手が。
組織の規律として伏せていなきゃならんのかもしれないけれど。夫婦の間にも隠し事のひとつやふたつはあるかもしれないけれど。でもそんな超重要事項を秘められていると命に関わるので大変困ります。
伴って、ずっと疑問に思っていたことがパートⅢになってやっと指摘されたというか提示されたよ。
スパイともあろうものが何故コードネームを使わないのか。常々不思議に思っていたよ。どうして全員ガチで本名なの。もっと秘めてくれ!と思っていたよ。

ストーリーは全体的に高速でした。
特に顕著だったのは後半。『ラビットフット』の入手を余儀なくされた件はもう物語も終盤という頃合いで、この任務発生の遅さは一体どういうことだろうと思っていたら、敵地潜入→場面転換→入手完了という華麗なスパイぶりを発揮するイーサン・ハントを拝むこととなりました。ええええ…!
見せ場の一つだと勝手に思い込んでいたのであまりにも景気良く省かれていた事実に大笑い。そんなどうでもいいシーンだったのか。つかラビットフットって何だったの。

ミッドポイントの後にきっちりどんでん返しが待っているところといい、このシリーズらしい展開とオチは用意されていましたが、しかし内部に裏切り者がいるのはもはやパターン化しているので驚くことでもないし、イーサンは思った以上にヘタレてるし(苦笑)、アクションも前回と比べると格段に落ちている。
何を売りにしていたのかわからず、個人的な感想としてはちょっと杜撰な感じが目についたパートⅢでした。

あ、でも奥さんは格好良かった!
訳もわからぬまま押し付けられた拳銃を的確に使いこなし、襲ってきた敵を撃退しながら、倒れたイーサンに心臓マッサージを施して蘇らせるというツワモノ。実に男前でした。ついでに彼女が医者だった意味はこれか、と納得した瞬間だった。

そのうちパートⅣも製作されるんだろうか。
ハント夫妻はともかく、ルーサーが活躍してくれるなら観たいと思います。あのキャラクターが一番好きだ。


私的評価:★★★

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ザ・ロック (The Rock)
2009 / 02 / 26 ( Thu )
ザ・ロック 特別版 [DVD]ザ・ロック 特別版 [DVD]
(2006/01/25)
ショーン・コネリーニコラス・ケイジ

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『<ザ・ロック>へ、ようこそ』

96年・米 (アクション)
<監督> マイケル・ベイ
<脚本> デイヴィッド・ワイスバーグ/ダグラス・S・クック/マーク・ロスナー
<キャスト> ニコラス・ケイジ/ショーン・コネリー/エド・ハリス/マイケル・ビーン/ウィリアム・フォーサイス/デイヴィッド・モース/ジョン・スペンサー 他
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アメリカ海軍の英雄ハメル准将が、猛毒の神経ガスロケット弾を奪い、観光客81人を人質にアルカトラズ島を占拠。ロケットの照準をサンフランシスコに合わせ、政府に巨額の身代金を要求した。
ミサイルを解体するため島への潜入を命じられたのは、実戦経験の無い化学兵器スペシャリストのグッドスピードと、かつて脱獄不可能と言われたアルカトラズ刑務所から唯一逃亡した男、初老のメイスンだった…。

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非常に有名ですが、今まで機会がなかったのでこのたび初めて観ました。
ちなみにテレビ(地上波放送)だったので、きっと色々カットされてるんだろうなぁと残念には思う。
とりあえず感想。

アクションとしては申し分なかったと思います。
名優たちの演技も然りで、素っ晴らしく輝いていた!

けど。
なんて中途半端な話なんだ。

かつて脱獄不可能(ザ・ロック)と呼ばれ、現在は既に封鎖されているアルカトラズ刑務所。
そこを脅威の化学兵器を携えて乗っ取った上、ツアーで訪れていた観光客を人質に取った海兵隊。
彼らの望みと目的は、政府に切り捨てられ、無念のうちに死んでいった仲間達の名誉回復と弔いであり、その正当な恩賞を遺族へ与えること。だからこれは正義の戦いだと、そう仰るんだけども。
やり方が無茶苦茶であります。

軍人達のリーダーシップを取るのは、かつて名将と謳われた誇り高き英雄ハメル。
エド・ハリス万歳。
実に素敵でした。この御方は好きな俳優さんの一人なので大変眼福でありました。
役柄としても、恐らくハメルの本質としては忠義と情に厚い人格者である模様。ハメルという一個人を見るならば非常に真っ当な人物であり、それがこんな頭でも打ったんですかと思うほど浅慮テロ行為を展開し、やがてそれが過ちだったと気付くに至る苦悩の演技は本当に見事だった!

なので、一旦放ったミサイルに関しては当然ブラフだろうと思ってはいたんだけども。
それを海に落として霧散させたあたりはいかがなものか。海兵隊が海を汚染するなよ…!誇りはどこ行った!

それと人格者であったことに付随するなら悪いことではないんだが、でも将としてのハメルの甘さはちょっと残念に思いました。
もっとしっかり仲間内で意思の疎通を図っておくか、もっとしっかり絶対的なカリスマであれば良かったものを。中途半端な立ち位置だったせいで最終的に仲間割れで自滅、という結果は悲しすぎるだろう…。なんて無駄なテロ行為だったんだ…。

潜入側はと言えば。
じーさん頑張っております。
しかしいかに優秀な元諜報員であり最高の訓練を受けているとはいえ、33年間も幽閉されて現在60歳をとうに超えているメイスン氏。初老とは思えない素敵な身のこなしには若干の笑いが漏れました。
演技力については勿論素晴らしかったですが。でもじーさん無茶だよ!見ていてちょっと心配になったよ色んな意味で!

そしてもう一人。主人公のグッドスピード。
FBIの化学兵器スペシャリストの肩書きを持つ彼。
役柄的に実戦経験がまるで無く、試験管ばっかり相手にしてきたのに突然アクションフルスロットルな世界に放り込まれてしまった、気の毒な巻き込まれ型主人公。
少しは同情してくれ!と嘆くわりには、実に見事な動きでバトルを乗り切る不死身さを見せつける男。
『研究者』のいわゆるインドア的なイメージは持っていらっしゃいません。つかニコラス・ケイジ自身にアクションがハマり過ぎているせいなのか、あまりに説得力に欠けていて同情の必要性をまるで感じさせません。

潜入側の二人(グッドスピードとメイスン)の友情はそこそこ好ましかったです。
年齢もタイプも異なる、まさに異種間交流的な彼らのコンビネーションは面白かった。
でも個人的に、無関係の人間を巻き込む系の展開は激しく我慢ならないというか普通に嫌いなので、冒頭でやらかしてくれた実に腹立たしいカーチェイスが尾を引いていて、彼らに対する好感度はさほど高くないままです(苦笑)


私的評価:★★★

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マーサの幸せレシピ (BELLA MARTHA/MOSTLY MARTHA)
2009 / 01 / 08 ( Thu )
マーサの幸せレシピ [DVD]マーサの幸せレシピ [DVD]
(2003/05/23)
マルティナ・ゲデックセルジョ・カステリット

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『“幸せ”は、ほんのちょっとのさじ加減』

01年・独 (ヒューマンドラマ)
<監督> サンドラ・ネットルベック
<脚本> サンドラ・ネットルベック
<キャスト> マルティナ・ゲデック/セルジオ・カステリット/ウルリク・トムセン/マクシメ・フェルステ 他
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レストランでシェフとして働くマーサは、腕前には絶対的な自信を持っているが、人付き合いが苦手。
ある日、姉の突然死によって8歳の姪・リナと暮らすことになるが、しかしリナは他人に心を開こうとせず、一切の料理を口にしない。
仕事一筋で生きてきたマーサはリナをどう扱って良いのか判らず、やがて仕事にも支障をきたしてしまう。そんな折、勤め先のレストランでは、自分に任されていたはずの厨房にイタリア人のシェフ・マリオが新たに雇われて、マーサの胸中はさらに複雑になる…。

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うん、すごく美味しそうでした(開口一番)
お店の料理にもマーサの手料理にもマリオの手料理にも全部にヨダレ出た!
料理上手な人は魅力的ですね。素敵です。いいな。

勿論それがメインの話じゃないですが。

料理も大事な要素のひとつだったけど、主にスタッフや家族との触れ合いによってコミュニケーションの大事さを学んでいく、働く女性の生き様が語られている映画でした。
マーサの頑なだった心が解きほぐされて行くのと同時進行で、やっぱり硬かった表情が徐々に豊かになっていく描かれ方がとても良かった。

大人なのか子供なのかさっぱりわからない企みを仕掛けてくる、イタリア人シェフ・マリオのちょっと一捻り効いた交流の仕方が面白かったです。
陽気も陽気でちゃらんぽらんに見えていたが、リナの心を開かせたところなんて実に見事なイタズラ小僧発想。素直にグッジョブおっさん!と思った(失礼だ)
どうでもいいですが、彼が他人(特にマーサ)に話し掛ける際、あまりにも接近しすぎじゃないかなと思ったんだがどうなんでしょうか。まだ親しくもない他人としては顔が近すぎないか。ちょっとうっかり手で押し返したくなる距離じゃないか?(笑)

陽気で破天荒なマリオのペースに、いつの間にかすっかり巻き込まれてハマっていくマーサ。
…こう、陽気なイタリアさんに思いっきり振り回されるドイツさん、というと公開当初ならともかく今や真っ先に某ヘ○リアを連想してしまう2009年です(苦笑)


私的評価:★★★

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