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象の背中
2009 / 05 / 06 ( Wed )
象の背中 スタンダード・エディション [DVD]象の背中 スタンダード・エディション [DVD]
(2008/03/19)
役所広司今井美樹

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『「今」この幸せを、生きていく──』

07年・日本 (ヒューマンドラマ)
<監督> 井坂聡
<脚本> 遠藤察男  (原作:秋元康)
<キャスト> 役所広司/今井美樹/塩谷瞬/南沢奈央/井川遥/高橋克実/白井晃/岸部一徳 他
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充実した人生の円熟期を迎えている48歳の藤山幸弘は、ある日突然末期ガンで余命半年と宣告されてしまう。
改めて自分の人生を振り返った彼は、延命治療を拒否し、最期の瞬間まで普通に生きることを選択。
初恋の相手や喧嘩別れした親友など、気持ちを伝えられずに悔いを残してきた人たちと再会し、別れを告げていくが、しかし妻の美和子だけにはなかなか真実を打ち明けられずにいた…。

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家族愛をテーマにしたわかりやすく泣けるヒューマンドラマに仕上げたかったんだろうが。
あまりにも男のロマンてんこ盛りすぎて、失笑しか浮かびません。
まあ中年男性からは驚異の高支持率を叩き出しそうな物語ではあったと思う。

主人公は一般的なごく普通のサラリーマン。
後光が差して見えるような善人でもなければ、眉を顰めるほど悪人でもない。
企業の管理職に就き、仕事はそこそこ順調。よくできた妻と可愛い子供たちに囲まれて幸せな家庭も築いている。
仕事と家庭、共に大事にしているというスタンスには好感が持てました。が。
献身的で美しく聡明な非常によく出来た妻がありながら、よそに若い愛人を作っていらっしゃる。しかもそっちにも等しく愛情を注いでるというのは、さすがに如何なものかと興ざめ。
病という不幸以外はあらゆるものに恵まれた男が、理想的に人生を清算し、愛する家族に看取られて最期の瞬間を迎えるという、大概ご都合主義にも程があるストーリー。

末期ガン(肺ガン)にしても、ヘビースモーカーだった己の自業自得と言えなくもないだろうこの人。
しかも宣告された後もお構いなしに吸い続ける上、誰も止めないという不思議現象。もう本人の好きにさせてあげようという周囲の思いやりかもしれないが、見ている側としてはなかなか不愉快。

喧嘩別れしたかつての親友と仲直りする件は良い展開でしたが。
でも初恋の人(しかも相手は自分のこと覚えてない)をわざわざ呼び出して、実は初恋だったんです死期が迫っているのでそれをどうしてもあなたに伝えたかったんです、と心情を吐露するあたりには思いっきり苦笑い。あなたもうちょっと相手の迷惑考えた方がいい。
さらに自分の死後、愛人にも分骨してやってほしいと兄に頼む件には呆れるの通り越して笑いを誘われました。
「奥さんの気持ちを考えてあげなさい」と兄ちゃんが諭してくれますが、心の底から同感である。妻の気持ちもそうだが、愛人の気持ちと迷惑も考えてあげてくれと思う。

プライベートでは家族に温かく支えられ、ビジネスでは同僚が一歩引いて自分を立ててくれて、かつて喧嘩別れした親友や兄とは上手く仲直りし、さらに決して踏み込み過ぎず絶妙な距離を保ってくれる愛人までいる。
多くの人の厚意を受け、最期はホスピスで妻に手を握られながら眠りにつく主人公です。とにかく9割が自己満足で出来ている男の物語です。これを観て「さあ泣いてくれ」といわれても無理な話である。

ただただ、役所広司の演技力のみに★3つ付加。


私的評価:★★★

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更新情報
2009 / 05 / 01 ( Fri )
ひとこと映画感想に、数本追加しました。

「ストレイト・ストーリー」
「世界の中心で、愛をさけぶ」
「ハウルの動く城」
「メッセージ・イン・ア・ボトル」

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