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river
2006 / 10 / 28 ( Sat )
river [DVD]river [DVD]
(2004/10/28)
大泉洋安田顕

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『水面に輝くあの光。いつしか僕らは忘れてしまっていた。』

03年・日本 (ヒューマン)
<監督> 鈴井貴之
<脚本> 鈴井貴之
<キャスト> 大泉 洋/安田 顕/佐藤重幸/音尾琢真/森崎博之 他

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佐々木耕一。
警邏中に通り魔殺人事件の犯人を追い詰めるが、しかし犯人は人質を取ってそのまま逃走し、そして翌日、人質は死体となって発見された。
以来、悪夢に悩まされ続け、現在は謹慎処分中の身である。

藤沢聡。
通り魔殺人事件の被害者となった女性と、二ヶ月後に結婚するはずだった。

九重達也。
すすきのの外れでバーを営んでいるが、かつてはオリンピック出場の夢を追っていた。しかし交通事故によってその夢を絶たれ、現在に至る。

横井茂。
製薬会社のエリート社員。小学生の頃にいじめに遭っていた事実が、唯一の汚点として今も忘れられずにいる。

小学校の同窓会で久しぶりに再会を果たした、かつての親友達。
それぞれに忌まわしい過去を抱え、重く圧し掛かる現実に苦しむ4人は、その夜、店に居合わせた男から一つの夢話を聞かされる。
とある製薬会社に、「記憶を操作できる薬」が眠っているのだという。
現実を絶ち切るため、縋るような思いで薬を盗み出す計画に乗る彼らだったが、しかしそれは横井が企てた復讐劇の始まりだった…。

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”絵ハガキとは違う、リアルな北海道”を描いたという本作品。
「本当の友達だと思っていたから、僕は君を許せない」。
…そういう話です。監督曰く、「逆説的な真の友情の物語」。
それなりに重たいけれど、それなりに判り易い話でもある(失礼)
作中ふんだんに使われてる小技は、監督を始め出演者陣のディープなファンには非常においしいものかと思われます(ローカルネタ)


(以下、ネタバレにつきご注意)





第一の疑問。→「誰が生き残ったのか」
個人的にはもちろん誰にも死んで欲しくないわけですが。
せめて佐々木が生きていてくれたら…、と願うわけですが。
でも、横井だけが生き残ったのでは、と思う理由がラストシーンにあります。
『鮭は必ず故郷である川に戻ってくる。それは子孫を残すための産卵。産卵後、鮭はその生涯の幕を閉じる。鮭にとって故郷に戻るということは、同時に死をも意味する。』
映されているのは、鮭の稚魚を川に放流する4人の少年。
でも実際に放流を行ったのは、横井以外の3人です。放流しなかった横井だけは、生き残ったのかもしれないなあ、という一つの見解。

第二の疑問。→「どこからどこまでが横井の計画なのか」
まず、かつて横井をいじめていた3人の同級生。
彼らの死にはいずれも「薬」が絡んでいる。ということは。
横井……!(怖)

九重を轢いた犯人は、横井の部下でしょうか。
バーで計画を持ちかけてきた男。
その手元には、車のおもちゃ。

通り魔殺人の犯人は、横井の流した薬物を服用していました。
藤沢の婚約者、慶子は初めからターゲットだったんでしょうか?
関係ないかもしれないけれど、事件当日彼女が着てたのも青い服。


あとは断片的に気づいた点をいくつか。
随分こだわって「色」が使われている話でした。
特に青(横井)
そして白(佐々木)
さらに佐々木が犯人を追って人波の中を逆流していくシーン、波となる全員が黒っぽい服を着ているのには一体どんな意味があるのか。

盗み出そうとする薬が入っていたナンバーは「1974」。4人が生まれた年。ここにも横井のこだわりが。
さらに横井の車のナンバー、「4515」。…横井号?
計画実行中に3人が乗る車のナンバーは「6895」。無薬号…?

タバコ吸うわ、盗んだ給食費でゲーム買うわ、イジメは傍観するわ、そんな彼は学級委員。…サイテー野郎ですな、藤沢少年…。

横井一家が乗った観覧車のシーン。
「怖い?」 「ちょっと怖くなってきた」。
微笑ましい母子の会話。
……いいや、だいぶ怖いよ。横井が(ホント怖いよ)

★は4つに近い3つで。
興味深いと思うけど、好きと言い切るにはちょっと違う。

私的評価:★★★
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