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博士の愛した数式
2007 / 04 / 27 ( Fri )
博士の愛した数式 [DVD]博士の愛した数式 [DVD]
(2006/07/07)
寺尾聰小川洋子

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『博士と過ごしたひとときは 私とルートにとって本当に大切な時間でした』

05年・日本(ヒューマン)
<監督> 小泉堯史
<脚本> 小泉堯史  (原作:小川洋子)
<キャスト> 寺尾聰/深津絵里/齋藤隆成/吉岡秀隆/浅丘ルリ子 他
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「ぼくの記憶は80分しかもたない」。
博士の背広の袖には、そう書かれた古びたメモが留められていた──。

交通事故で記憶障害を負った天才数学者と、彼のもとで働き始めた新しい家政婦、そしてその息子のルート(√)。博士が最も慈しむ『数字』を通じて、ぎこちなかった彼らの日々が温かな交流で溢れて行く。

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原作を読んでから映画を観ました。
親しみ易い話に纏まってるなあというのが率直な感想です。もちろん悪い意味ではなく。

でも本当は博士と打ち解けるのにもっと時間が掛かっていたり、打ち解けてからも色々な問題が生じていたりするわけで。
そして「博士」の人となりや人生、家政婦である「私」と息子の「ルート」との行く末なども含め細やかな描写を求めるならば、原作の方が断然オススメです。

けれど。すんなり世界に入り込める点では映画の方に分がありそう。判り易いと言うよりは、取っ付き易いです。細やかな描写が省かれている分、映像で魅せてくれる。それと二割増で優しい話に仕上がっている(特にラスト)

ちなみに個人的に数学は心の底から苦手であります。いや苦手と言うか。
約数って何だっけ。と素で思う程度にはとっくに理系とオサラバしている文系人間です。
そんなわけで数学の何たるかを恍惚と語り出す博士のシーンにぶち当たるたび、原作は読み進めるのに大変困難を極めました(映画じゃそれほど出てこないが)
数字はとにかく美しい!と崇め褒め称える台詞や描写がてんこ盛りの本作なんですが、物事に傾倒する気持ちとか、得手不得手に関わらず言ってることはよく判るのです。
うん、そもそもこの物語で『数字』という存在は彼らの交流の要であり、何より意味を持つのです。苦手意識などまったくもって不要である!
だがしかし。
そう判っていてもなお数字に興味が無いどころか脳が拒否反応を示してしまう時点で、博士に同調出来ない一抹の淋しさは沸き起こった…(沈)

原作にしろ映画にしろ、「オイラーの公式」の謎(というか意味合い)が明確に解き明かされなかったのが残念です。
いやもしかすると私が気付かなかっただけという可能性も決して忘れてはならない。(悲しくも数式に拒否反応が出てしまう故に)


私的評価:★★★
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