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フライトプラン (FLIGHTPLAN)
2008 / 04 / 10 ( Thu )
フライトプラン [DVD]フライトプラン [DVD]
(2007/06/20)
ジョディ・フォスターショーン・ビーン

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『その時、最新鋭の旅客機は、史上最悪の《戦場》に変わる──!』

05年・米 (サスペンスアクション)
<監督> ロベルト・シュヴェンケ
<脚本> ピーター・A・ダウリング/ビリー・レイ
<キャスト> ジョディ・フォスター/ピーター・サースガード/ショーン・ビーン/マーリーン・ローストン/エリカ・クリステンセン 他

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最新鋭のジャンボ旅客機内で、目を離した隙に6歳の愛娘が忽然と姿を消した。
母カイルは一心不乱に娘を探し回るがどこにも見当たらず、その姿を目撃した者すらいない。
やがて娘の名が搭乗記録に存在しないことを知らされた時、カイルはこれを誘拐だと訴えるが、しかしもとより不安定だった彼女の精神状態が問題視される。

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※ネタバレ含有につきご注意願います。


現場はジャンボジェットの機内という、いわば密室状態。
姿はおろか、荷物・航空券に至るまで忽然と消えてしまった娘。
容疑者は不明。可能性は全乗客乗員にある。

設定はすごく、ものすごく面白いと思う…!
このアイディアを上手く活かせたなら本当に面白い作品になったんじゃなかろうかコレ。
でもひたすら勿体ない話でした。
設定をぶち壊す勢いで展開がめちゃくちゃです。というか無茶です。

犯人の動向というか、思惑自体が最も謎でした。
やたら計画的な犯行と思わせておきながら、あまりにも偶然に頼りすぎた部分が多くないか…?
何か一つでも前提が崩れれば成り立たなかったと思うのですが、どうなんだろう。
例えば、客室乗務員の誰か一人でも素晴らしい記憶力で親子の顔を覚えていたらどうするんだ。
娘を連れ去る決定的瞬間を目撃してる人間がいたらどうするつもりだったんだ。
そもそもカイルがうっかり眠らなかったらどうするつもりだったんだ。
いかに睡眠薬を常用していようが、飲んでから眠ったわけでもあるまいし、他人にポケット探られて気付かないほど深い眠りにつけるものだろうか。飛行機の中で??
どこまで謎だらけなんだ。

そしてジョディ・フォスター演じるカイルの身勝手さが目に余りました。
確かに彼女は紛うことなく理不尽に害を被った犠牲者なので、もちろん気の毒ではあるんですが。当事者の胸中を思えばそりゃあもうパニックに陥るのは道理といいますか。理解は出来なくも無いんですが。
でも感情移入は無理だった。
自分が目を離した隙に子供が居なくなって。(小さな子供から目を離すべきじゃないと思う)
ひと通り探しても見つからないこれは誘拐だと騒ぎ出して。(いやまあ実際誘拐だったんだけども)(でもその騒ぎ方が傲慢すぎる)
なまじ専門知識があるだけにそれを振りかざすという。(実はこの旅客機の設計者である)
彼女、結構やりたい放題です。
問答無用の手段に出るのはそれだけ必死だという表れでもありますが、でもこうなると偶然乗り合わせた乗客が一番迷惑を被っていると思われ。あと機長(及び乗務員)。

この映画は犯人に行き着くまでが物語の要だと思うので、やたらあっさり片がついた対決については敢えてツッコミ入れませんが。
ただ、なぁ。娘を助け出して機長に謝らせてそれで終わりかと思うと酷い話だなあと思いますよ。
激昂していたとはいえ、結果的に濡れ衣だったアラブ人に対する非礼を一言謝るとかそんな態度を見せるべきじゃないですかね、カイルは。ちょうどラストでその機会もあったんだし。

酷いと言えば客室乗務員の態度も大概酷かったんですけども。今のご時勢であの接客態度、どんだけクレーマーを刺激したい勇者ですか(苦笑)


私的評価:★★
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