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魔王 第二話
2008 / 07 / 13 ( Sun )
『雨野真実』に操られた男、林が芹沢家の顧問弁護士・熊田を殺した前回。
その熊田の葬儀に、成瀬登場です。
林の弁護士である成瀬に対して腹立たしさMAXの芹沢。
反して、”天使の弁護士”をお気に召したらしい芹沢父が、新しい顧問弁護士として迎えたいと成瀬にお誘いを掛けてきました。
成瀬、胸中ニヤリ。
何気にワルい顔をよくしていらっしゃる成瀬です。板についてるので結構な頻度なんだと思われます。もちろん誰も気付かないが、万が一見られでもしたらアレなのでもう少し秘めた方がいいと思うよ!(余計なお世話)

そういえば成瀬の母はどうしているのかと思ってたら、亡くなっておりました…。
それも弟の葬儀の時に。
弟を殺した加害者側から分厚い香典を渡され、しれっと札束を積まれたことに激昂した母親がその場で倒れて、どうもそのまま亡くなったらしい描写です。…そりゃあ成瀬だって悪魔にもなるわ…。

さて、芹沢の元に再び『雨野真実』からカードが届きました。
自分の周りの人間が狙われてるんだと気付いた芹沢です。
次のターゲットは父親だと思い込んだら一直線の芹沢です。
父親を守りに行ってしまいました。
捜査本部が縮小されたというのに、芹沢と同僚は結構自由奔放です。いいのか。
あっという間に父の周辺に警察官とSPを配備した芹沢ですが。…お金のある奴はやること違うよ…(苦笑)

しかし芹沢の警戒を余所にターゲットは芹沢父に非ず。
芹沢の友達(取立て屋)が、雨野真実に操られた女によって拳銃で撃たれました。たぶんお亡くなりになったと思われる。
宅配で拳銃なんかよく送れたもんだよ…。
成瀬はよくよく計算して動いてますが、でもわりと博打というか、偶然に頼ってる部分が多いのでちょっとハラハラします(苦笑)
あの女性が拳銃振りかざすまで思い詰めてなかったらどうするつもりだったんだ…。
そもそも拳銃を持ち歩いてなかったらどうするつもりだったんだ。

でも関係ない人を巻き込むのはどうなのよ!とは思いつつ。
ぬいぐるみを喜んでたあの女の子は、今回の一件で母親と引き離されるわけですよ。たぶん。
そこんとこどうなの!というか、復讐は限定してやろうぜ成瀬!!と思わなくもない…。

事件が起きた頃、成瀬はサイコメトラーの少女(年齢不詳であるがどう頑張っても少女にしか見えません。君いくつなんだ)と交流を深めておりました。
少女はどうやら成瀬に気がある様子。
成瀬は果たして少女の力に気付いてるのか、謎です。
謎と言えば少女の能力自体も謎です。
あくまでも”物体”にまつわる記憶を知るだけかと思っていたら、どうもそうじゃないらしく。
成瀬母が亡くなってることとか、芹沢父のホテルの様子とか視えてるみたいでしたが、えっ一体何がどこまで視えるの。

ちなみに芹沢は、もうちょっと頭使ってもいいんじゃないかな君。と思いました。
自分に殺人予告が届いてるんだ。
自分の周りで事件が起きてるんだ。
しかも「過去の罪を償う時がきた」っていう知らせ(タロットカード)まで貰ってるんだ。
ここまで揃っていれば、まさか中学の時の…!という考えに何故行き着かない。
それとももしや過去の芹沢は罪が多すぎてどれのことか特定出来ないとか、そういうこと?
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